ようこそけいじゅへ!
董仙会理事長補佐の神野です。まず当法人の採用ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。各職種の特徴・募集要項は「採用ページ」の詳細や、「法人施設一覧」より各施設・各部署のページを見て頂ければ幸いです。私からは、法人全体の概要やアピールをさせて頂ければと思います。
医療・介護・福祉の複合体「けいじゅヘルスケアシステム」
当法人(けいじゅヘルスケアシステム)は、石川県内に約30の施設(本院である恵寿総合病院、金沢市内にある恵寿金沢病院、能登北部(穴水町)にある介護医療院(鳩ケ丘)、七尾市内にある老健(和光苑)、特養(エレガンテなぎの浦)、在宅複合施設(ほのぼの)、クリニック、通所施設、訪問施設、サ高住、ケアハウス、障害者支援施設等)を展開する、「医療・介護・福祉の複合体」となります。法人全体のベッド数は1400床超、職員数は1700人超です。

「3D経営戦略」を掲げており、「3つのD(DX・DATA・DESIGN)」を軸に様々な取り組み・仕組み作りを行っています。「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」とはデジタル化で働き方改革を行うという意味で、当法人のDXの取り組みは全国の医療機関のトップランナーであり、全国からのたくさんの見学を受けており、取り組みも全国に発信しています。DXで全職員の働き方改革・働きがい改革を行い、「DATA」をフル活用し、業務の見える化/可視化を行い、KAIZEN活動に繋げ、「DESIGN」法人にとって大切な想いをカタチにするため、言語化・仕組み化を行っています。
「医療看護介護の質向上」・「勤務環境の質向上」・「業務負担軽減」といった複数の取り組みを行い、本質的な全職種の「働き方改革」、「働きがい・やりがい」に繋がるような環境構築に注力しています。それにより「職員良し、患者さん/利用者さん良し、地域社会良し、法人良しの四方良し」の法人を本気で目指し、その志(理念)を同じとする仲間を募集しております。
能登唯一の「地域医療支援病院」 恵寿総合病院
本院である恵寿総合病院は、能登唯一の「地域医療支援病院」として、約100の連携医療機関からたくさんの紹介を頂き、紹介数・逆紹介数・新規入院患者数は年々増加しております。33診療科を有する地域の中核病院として、能登全域から患者さんが来院され、各職種が多くの経験を積むことができます。地域住民や地域の医療機関からも頼りにされており、非常にやりがいのある職場です。

「地域医療支援病院」「紹介受診重点医療機関」「日本医療機能評価機構認定病院」「ISO 9001(品質マネジメント)認定施設」「外国人患者受入れ拠点病院(JMIP)」「基幹型臨床研修指定病院」「看護師特定行為指定研修機関」「石川県地域がん診療連携協力病院」「在宅療養後方支援病院」「二次救急指定病院」等の認定施設であり能登北部・中部医療圏の中核病院の役割を果たしています(病院概要 – 恵寿総合病院)。そして全職種が「本来業務に専念できる環境」を極限まで高められるように様々な取り組み・仕組みを構築しています。
多職種協働のチーム医療
当院では「多職種協働のチーム医療」を行うことに注力しております。具体的には、入院時ほぼ全ての患者さんになんらかの「クリニカルパス」を適用しています(パス利用率98%以上)。これにより、治療の標準化(その上での患者さん毎のオーダーメイド治療)、多職種の介入が図られています。入院指示を出す側も受ける側も負担が軽減し、生産性/効率性が上がり、治療に時間をかけられます。またパスにより入院当日または翌日には、薬剤師による持参薬確認や代理処方オーダー、薬剤管理指導、栄養士による患者さんにあった食事内容の選定、栄養食事指導、心理士による(とくにがん患者さんの)心理的ケア、リハビリ療法士による超急性期からのリハビリの開始などが、各部署を主体として速やかに、ほぼ自動的に開始されます。
他にも病院内で全職種がOne Teamとなり、直接的であれ、間接的であれ、患者さんの治療やケアに関わり、下記ツール(モバイル電子カルテ搭載の業務用iPhone等)にて情報共有を密にすることで、一人一人が主役となり、働き方改革を行い、「医療看護介護の質向上」「勤務環境の質向上」「業務負担軽減」に努めています。
病院は「医療の質」と「経営の質」の両輪で進めていかねばならず、「経営の質」に関しては、マネジメント職(法人本部や事務部門のメンバー)が縁の下の力持ちとして、医療技術職がその力を如何なく発揮できるように、組織マネジメントに積極的に関わっています。「医療の質」に関しては、医師・看護師・介護士はもちろんのこと、医療技術職(薬剤師・栄養士・リハビリ療法士・臨床検査技師・臨床工学技士・診療放射線技師・内視鏡技師・心理士・社会福祉士・視能訓練士・救急救命士等)が各領域のスペシャリストとして積極的に関わる機会が多く、組織風土として、チーム医療(One Keiju)を大切にしており、一人ずつの「成長と挑戦」を促す職場環境にこだわり、環境構築をしています。
恵寿セルケア方式で実現するきめ細やかなケア
当院は病院の中に介護部があり(非常に珍しい)、療養の世話は看護師が中心に、生活の世話は介護士が中心となります。さらに「恵寿セルケア方式」という医療介護サービス提供体制をとっており、病棟を比較的小集団のセルという単位に分け、セル内には看護師・介護士・リハビリ療法士がセットとなりチームで患者さんのケアに関わっています。そしてセル横断的に薬剤師や栄養士・心理士・社会福祉士(MSW)が関わっていき、常に患者さんの傍でのケアを意識し、多職種協働のチーム医療の効果を最大化できるようサポートしていきます。

入退院管理センターによる効率的なサポート体制
入退院に関わる責任と権限を「入退院管理センター」に委譲しているため、予定入院では入院する前から、緊急入院や退院困難な要因がある患者さんに関しては、入院早期から入退院支援が開始され、医師は患者さんの治療をすること、方針を決めること、退院や転棟の許可を出すことのみで、その他の入退院に関わる業務は全て入退院管理センターのメンバーがマネジメント・調整し、医師は治療に専念できます。恵寿のルールに則り、常に全体最適の視点で入退院のマネジメントを行うので、関係多職種で協働し、前方連携を担う地域連携課メンバーから、後方連携を担うMSWやケアマネージャーまで一体となり、患者さんがより良く退院できるようにという明確な共通のゴールに向かうことができています。

時間と場所にとらわれない新しい働き方
さらに職員の手元には「業務用iPhone」があります(医師や役職者は常に1人1台、他の職員は勤務帯毎に1人1台)。モバイル電子カルテを搭載しており、院内外関わらずほぼすべての業務ができ、場所にとらわれない働き方が可能です。またチャット文化が浸透しており、急ぎの用件は電話で、それ以外はチャットでやりとりをするため、自分や相手の時間を縛らない働き方ができ、1対多で情報共有もできるため、非常に心理的安全性を保った働き方が全職種で可能となっています。

シームレスな情報共有で、より良い医療・介護を実現
本院である恵寿総合病院以外では、「恵寿金沢病院」、介護医療院「恵寿鳩ヶ丘」、老健「和光苑」、特養「エレガンテなぎの浦」、在宅複合施設「ほのぼの」、「クリニック」、「通所施設」、「訪問施設」、「サ高住」、「ケアハウス」、「障害者支援施設」等があります。
各施設、各職種のアピールは各部署のHPに譲りますが、本院(恵寿総合病院)と連携し、本院と同様に「チーム医療・介護」を実現すべく、そして全職種が「本来業務に専念できる環境」を高められるように様々な取り組み・仕組みを構築しています。大規模法人であるメリットを生かし、法人内での職員の応援体制も整えています。また法人内全施設参加で年に2回「TQM大会」(「医療看護介護の質向上」・「勤務環境の質向上」・「業務負担軽減」の具体的な取り組みを発表する法人内学会。良い取り組みを全職員で共有し、各施設・各部署に横展開)を開催し、更なる質向上を図っています。
全国でも非常に珍しいシステム「医療介護統合電子カルテ」
法人全体では「医療介護統合電子カルテ」を導入しており(全国でも非常に珍しいシステム)、1患者1ID運用のため、法人関連施設の情報も全て、シームレスにストレスなく閲覧することができ、「先端医療から福祉まで生きるを応援します」という我々のミッションを実現すべく、保健・医療・介護・福祉の情報が切れることなく共有できています。また「仮想化環境(プライベートクラウド)」を構築し、法人内のどのPCからでもログインすると自分のデスクトップ机上環境を保持でき、セキュアな環境で電子カルテとインターネットも併用できます。全職員にはMicrosoftのアカウントを付与しており、「Teams」で各アナウンス事項や委員会・プロジェクトといった情報を全てそれぞれの法人内関係者間で共有しています。
当法人自慢のITインフラ、進化を続ける医療・介護現場を支えています
また「データセンター」という部署があり、診療情報管理士や医療情報技師・データサイエンティスト・データエンジニアが主にデータ分析やデータの見える化/可視化を行っており、日々の各施設・各部署の業務内容の結果がデータとしてエビデンスをもってフィードバックされ、全施設・全部署のデータをいつでも、誰でも、わかりやすく見ることができ、様々なデータを現状分析し、医療介護の質向上・KAIZEN活動に活用しています。
更に「生成AI」を法人全職員がフル活用できる環境が整っており、現時点ではサマリといった文章要約機能や、議事録作成といった音声認識機能等に各施設、各部署が活用し、無限の可能性がある生成AIをいかに自分たちの日々の業務に活用できないかの視点で業務に当たっています。
また非常に多くのロボットシステム(120以上のロボット)「RPA」が法人内で稼働していて、主に定型的な業務の負担軽減に繋がり、各職種の本来業務の時間を増やすことができています。
働きやすさも、やりがいも。両方叶える職場です
当法人は「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を毎年取得し、「ホワイト500」(上位500社)の認定も受けており、職員の健康も意識した健康経営に注力しています。看護師をはじめとした多職種がわくわくできる(働きやすい、やりがいをもって働ける)取り組みをおこなっている病院として、「日本一働きやすい病院アワード2024」の大賞も受賞しました。日本医療機能評価機構の「職員満足度調査」(下図)も毎年行っており、各項目上位25%に入っているものがほとんどです。この調査結果を全職員に共有し、良かったところは伸ばし、悪かったところは改善を図っていき、職員の働きがいのある環境づくりを意識しています。


また「福利厚生」も充実しております(福利厚生 – 社会医療法人財団 董仙会)。全職員の「人財育成教育」にも力を入れており(各職種の専門スキルの学びに加えて、ヒューマンスキル・マネジメントスキルの学びにも組織を挙げて取り組み、職員一人一人の「成長と挑戦」を促す基盤を整備しています)。納得性・公平性があり、成長したい人を軸とした「人事評価制度」の構築も行っております。
まだまだ細かい取り組み・仕組みは挙げればきりがないですが、医療介護施設にはたくさんの専門職種がいる中で、各職種が本来業務に専念できるように、3D経営戦略に則り、業務のムダを省き、生産性・効率性を上げ、本来業務である患者さんや利用者さんの治療やケアの時間を増やし、ゆとりをもって寄り添うことができるように、またチーム医療をしっかり行っていけるように、様々な仕組みを構築しております。結果として、当院の平均時間外勤務時間も非常に少なくなっており、メリハリのある働き方が可能となっています。
能登の復興には、医療看護介護といったインフラは必要不可欠だと思います。我々はビジョン(目標)の一つに「One Team!,One Keiju!」を掲げておりますが、最終的には「One Noto!!」となれるように、能登の医療看護介護を一緒に支えてくれる仲間を募集しております。どうぞよろしくお願いいたします。



下記ページもぜひご参照ください。
董仙会理事長補佐
神野 正隆