救急救命士

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課長ご挨拶

北陸エリアでは「救急救命士」としてその特性を活かした業務に就ける病院はまだまだ多くありません。

当課は、能登地区で初めて病院内に救急救命士が所属する体制を整え、救急救命士の専門性を活かし、搬送や院内での救急対応をスムーズに行うための大きな役割を担っています。医師、看護師、救急救命士が連携し、患者様に安心と信頼を届けるチームとして活動する中で、幅広い経験を積みながらスキルを磨くことができます。
私たちと一緒に、地域に根ざした救急医療の現場で成長し、困難に立ち向かいながらも充実感と誇りを感じられる仕事に取り組んでみませんか?皆様のご応募を心よりお待ちしています。

救急救命課について

恵寿総合病院の救急救命課は、地域の皆様に迅速かつ高度な救急医療を提供するための重要な役割を担う部署です。当課では、救急救命士、医師、看護師がチームを組み、急患対応から搬送、災害対応まで幅広い業務を行っています。地域社会の安全と健康を守るために日々最前線で活動し、さらに災害時対応にも備えた幅広いスキルを養える環境です。消防機関に所属する救急救命士に対しては生涯教育として、一定時間の病院実習や症例検討会・講習会等への参加が規定されていますが、病院救命士は、最新の医学的な情報を得るとともに、常に医療者としての自己研鑽を積むことが求められます。医療の知識と技術を高めながら、地域に貢献したいという熱意を持つ方にとって、学び多くやりがいのある職場であることは間違いありません。

所属スタッフ数:6名(2024年4月現在)

救急救命課の特徴

1. 救命士が主役の取り組み

特徴的な取り組みとして、「けいじゅ救急搬送サービス」があります。これは、自力で来院が難しい患者さんを対象に、救急救命士がご自宅までお迎えし安全に病院まで搬送するサービスです。これにより、地域の方々にとってより身近で頼れる病院であることを目指しています。

また、救急救命士法の改正を受け、当課は能登地区初で唯一、病院内でも救急救命士が活動できる体制を整えています。救急救命士が院内でのトリアージや救急救命処置を行い、搬送後も患者さんに途切れない医療を提供することが 可能になっています。

2. ベテラン病院救命士と医師、看護師からの手厚い指導

病院救命士歴20年を超えるベテラン救命士と、確かな技術と豊富な知識を持つ救急センター長や経験豊かな看護師さんからの指導のもと救急医療を学べ、さらに医療シミュレーターを用いた各種技能トレーニングが可能です。

3. けいじゅ救命士の歴史を一緒に築きあげましょう

当課は2021年に始まった新部署です。
けいじゅ救命士として、地域性やニーズに合わせて柔軟に対応できるよう、仲間を増やして業務拡充を進めています。また、日本救急救命士会の評議員であるスタッフが在籍し、救急救命士を取り巻く法的な変化にもタイムリーに 対応していきます。

教育体制

当課ではひとり立ちに必要な業務項目を「研修評価表」にまとめ、業務優先度に応じた教育スケジュールのもと細目に進捗状況を評価しながらスタッフ育成を行っています。新卒入職者の場合、座学として看護部の研修に参加させていただき、並行してeラーニングを活用した関連項目の自己学習やOJTを実施しています。 10月頃には恵寿救命士として自立できることを目指しています。

キャリアアップ

当課では、救急救命士が業務に必要な知識・技術を段階的に身につけ、段階的に成長できるように設計されたラダー教育を取り入れています。救急医療における専門知識や技術の習得を段階的に支援し、個人の成長と専門的な能力向上を図ります。

ラダーの段階と内容

各段階で求められる役割やスキルが明確に定義されており、段階を上がるごとにより高度な知識・技術を学びます。

STEP1

ビギナーレベル(経験人数1年未満)

【資格取得目標:BLS、JPTEC、ICLS、AMATなど】

  • 基本的な救急救命処置や器具の使用方法を習得します。
  • 初期評価やトリアージ、簡単な治療法について学びます。

STEP2

 ジュニアレベル(経験人数1~2年)

【資格取得目標:BLSO、EMSSD、ACLS、JTASなど】

  • 基本業務に対する自立を目指し、各種救急救命処置の習得と現場対応の経験を重ねます。
  • 他のスタッフや患者家族とのコミュニケーション能力を育成します。
  • 院内発表(TQM発表大会など)を行います。

STEP3

スタンダードレベル(経験年数3~5年)

【資格取得目標:各種インストラクター、救急救命士業務実地修練、医師事務作業補助など】

  • 応用的な救命技術、リーダーシップの発揮、現場の指揮能力を育成します。
  • 他の救命士や医療チームとの連携を学び、患者の多様なニーズに対応できるようになります。
  • 学会発表(全日本病院学会、臨床救急医学会、日本災害医学会など)を行います。

STEP4

シニアレベル(経験年数6年以上)

【資格取得目標:各種インストラクター、EMSSOなど】

  • 高度な医療知識と技術を持ち、チームの指導や教育も行います。
  • 研修や後輩の教育を通じ、組織内でのリーダーシップを発揮します。
  • 学会発表(全日本病院学会、臨床救急医学会、日本災害医学会など)を行います。

STEP5

スペシャリストレベル(経験年数10年以上)

ラダー教育により、救急救命士の成長が体系的に支援されることで、病院内の救急医療の質が向上します。また、救命士自身のキャリア形成にも役立ち、職業満足度の向上や人材定着にも貢献します。
この取り組みにより、救命士が効率的にスキルを磨き、適切なケアが提供できるようサポートしていきます。

修学資金制度

救急救命士の資格取得を目指し、救急救命士養成校に在学する方を対象に、修学資金を無利息で貸与しています。卒業後に救急救命士として一定年数従事した場合、返済が免除されます。

対象者

救急救命士養成校に在学し、救急救命士の資格を取得するために当修学資金貸与制度を利用しようとする学生で、卒業後社会医療法人財団董仙会へ就職を希望する者。

貸与額

月額 30,000円(無利息)

貸与期間

通常の修学期間による卒業までの期間

修学資金の返済、返済免除など

法人の指定する期間勤務する事により、返済は免除とします。本資金の運用については、社会医療法人財団董仙会救急救命士修学資金貸与規程に基づきます。

出願方法

修学資金を希望される方は、総務課まで一度お電話でご連絡いただいたうえで、下記の必要書類を郵送で送付ください。
① 法人指定の就学資金貸与申請書(写真 2cm×3cm貼付のこと)
申請書は以下よりダウンロードできます
救急救命士就学資金貸与申請書
② 合格証明書、在学証明書、学生証など学生であることがわかる写し

送付先
〒926-8605 七尾市富岡町94番地
社会医療法人財団董仙会 総務部 総務課
電話番号 0767-52-3211(代)
メールアドレス soumu@keiju.co.jp

修学金に関するお問い合わせは、
董仙会総務課(0767-52-3211)までご連絡ください。救急救命士の1日

専門資格

  • 民間認定救急救命士指定基礎教育講習 修了:1名
  • BLS(一次救命処置)プロバイダーコース 修了:6名
  • BLSO(病院前妊産婦救護)コース 修了:3名
  • 施設管理者・指導者向け患者搬送安全走行スキルリーダー講習(EMSSO)修了:1名
  • 患者搬送・安全走行スキル講習(EMSSD)修了:2名
  • 日本災害医療ロジスティクス研修 修了:1名
  • AMAT(全日本病院医療支援班)隊員養成研修 修了:3名(6名予定)
  • JMAT(日本医師会災害医療チーム)研修会 修了:1名
  • MCLS(多数傷病者への対応標準化トレーニングコース)修了:1名
  • BDLS(災害医学教育プログラム)修了:1名
  • Hospital MIMMS(災害時の傷病者を受け入れる病院の対応)修了:1名
  • STOP THE BLEED(ターニケット等を用いた外傷止血コース)修了:1名
  • JPTEC(病院前外傷教育プログラム)修了:1名
  • JTAS(緊急度判定支援システム)認定プロバイダーコース 修了:1
  • PEEC(救急現場における精神科的問題の初期対応)コース 修了:1名
  • 病院管理者のためのユマニチュード®(認知症ケア)入門研修 修了:1
  • 医療コンフリクトマネージメント研修 修了:1名 医師事務作業補助者研修 修了:1名

学会活動

  • 日本救急救命士会 評議員:1名
  • 日本臨床救急医学会
  • 日本災害医学会

救急救命士の1日

救急救命士の1日の例です。

  • 病院救急車を用いた搬送業務(転院・施設への搬送、けいじゅ救急搬送サービス(当院への搬送)など)
  • 救急車内医療機器、医療材料の点検・補充
  • 救急外来でのトリアージ、診療補助、各種検査同行
  • 医療材料や備品の補充、管理
  • 薬品や医療機器の点検
  • 災害対応(AMAT隊員資格あり)
  • データ管理  などの業務を担っています。

日勤(平日 8:30〜17:15)

8:30

勤務開始

朝礼
救急担当医表作成
定期業務(環境整備、医療材料・備品の補充、薬品・医療機器、救急車の点検など)
11:00

交代で昼休憩

救急外来でのウォークイン患者対応開始(バイタルチェック、トリアージ、問診票入力)
日報作成
17:15

勤務終了

※この間、救急車の受け入れ、隊員からの紹介患者の対応などを常時行っており、定期作業や休憩の時間は日々変動します。

先輩からのメッセージ

丸山 大貴(国際医療福祉専門学校 七尾校卒)

先輩方はとても優しく、手厚い指導のおかげもあり実りある日々を過ごしています。
現在救急救命士の業務拡大により活躍する場が多くなってきています。
私たちと一緒に地域医療に貢献しませんか?

秋津 飛我(東海学院大学卒)

院内救命士として、日々変化していくERの業務を迅速に対応出来るよう自己研鑽しております。
業務の中で医師や看護師との他職種協働する上でのコミュニケーション方法や、救命医療チームの一員としての役割を理解し、今後も地域住民の方々に安心して頂けるような救命士を目指していきたいです。

募集要項

募集人員随時募集
応募資格救急救命士の資格を有する方及び救急救命士の資格取得見込みの方
採用選考日
応募方法
新卒はこちらをご覧ください。キャリア採用は総務課までお問い合わせください。
※個人情報は厳重に取り扱い、お預かりさせていただきます。
選考方法小論文、面接
お問合せ〒926-8605
石川県七尾市富岡町94番地
社会医療法人財団董仙会 本部 総務部 総務課
TEL:0767-52-3211
勤務時間午前8時30分~午後5時15分(休憩45分、実労働8時間)
公休日週休2日制
年次有給休暇就職の年10日、1年後11日 最高7年目以降 20日(就職の次月より取得可)
※5年毎のフリープラン休暇制度あり
特別休暇慶弔休暇等あり、年末年始6日(12月29日〜1月3日)
夏季休暇2日、盆休み1日(8月15日:年により変更あり)
昇給原則 年1回
給与モデル給与 1年目 300万円(昨年度実績、賞与、夜間拘束あり、資格手当、処遇改善手当含む)
      10年目 430万円(係長、昨年度実績、賞与、夜間拘束あり、資格手当、処遇改善手当含む)
賞与年2回(7月・12月)
退職金制度3年以上勤務者
諸手当通勤手当 支給限度額 30,000円/月
福利厚生詳しくはこちら
修学資金制度修学資金制度あり
詳しくは総務課までお問い合わせください。
その他健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険・確定拠出年金制度・積立NISA制度有
独身用ワンルームマンション完備(新卒採用時のみ入居可)

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